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バリアフリー工事を行う前に気を付けるべき5つのポイント | 外構・エクステリア 空間づくり 神奈川県 KOTOMI GROUP バリアフリー工事を行う前に気を付けるべき5つのポイント | 外構・エクステリア 空間づくり 神奈川県 KOTOMI GROUP

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バリアフリー工事を行う前に気を付けるべき5つのポイント

バリアフリー工事を行う前に気を付けるべき5つのポイント

「老後に備えてバリアフリーにしたい」「家族が高齢になってきたので、バリアフリーをしようか悩んでいる」といった方も多いのではないでしょうか。

しかし、いざバリアフリー工事をしようと思っても、どのような点に気を付ければいいのか分からないですよね。そこで今回は、バリアフリー工事を行う前に気を付けておきたいポイントについてご紹介します。

バリアフリー住宅とは?

バリアフリー住宅とは、段差をなくし、手すりを付けた廊下など、小さなお子様から高齢者の方々まで安心・安全に生活できる住宅のことを一般的に指します。
このほか、家の中で温度差をなくし、ヒートショックなどが起きないようにすることもバリフリーの一つです。また、断熱性能をバランスよく与えることで熱の流れや、採光や通風にしっかりと配慮することも大切です。

採光の点でいうと、高齢者にとって暗い部屋は足元が見えにくくなるので、リスクが伴います。光の採り方や照明計画、明度差を設けた素材選びなど、視覚効果を考慮することもバリアフリー住宅の考え方につながります。

バリアフリー住宅で気を付けるポイント

高齢者になってからも住みやすいバリアフリー住宅は、段差だけでなく、ほかの部分においても工夫が必要です。こちらでは、バリアフリー住宅で気を付けるべきポイントをまとめたので、参考にしてみてください。

玄関「スロープを作る」

家の中と外をつなぐ玄関部分も、高齢者になってからも住みやすい家とするための大切なポイントになります。杖をついて歩くとき、段差はとても怖いものになります。

また、段があれば車いすでの出入りはとても難しいものです。しかし、スロープをつければご高齢の方だけでなく、妊婦さんやお子様にとっても安心して使うことができます。

廊下「滑りにくい素材を選ぶ」

家庭内事故で多いのが転倒です。フローリングはワックスで滑りやすくなるので、注意しなければなりません。

フローリングリフォームをするときは、滑り止めの加工がされたフローリング素材を選び、滑り止めワックスを使うなど、滑らない床にしておくと安心です。滑りにくく柔らかいコルク床もおすすめです。

トイレ「寝室の近くに設置、手すりを付ける」

年を取るとトイレが近くなるので、寝室の近くにトイレを作っておけば行きやすくなります。また、トイレのドアも可能な限り、引き戸にしましょう。普通は、トイレのドアは外開きにするケースが多いですが、車いすの場合は、外開きだと出入りしにくく、ドアも閉めにくいです。

引き戸にできない場合は、折れ戸のほか、開きながらスライド回転して引き込まれるドアもあるので、何を設置できるか確認する必要があります。さらに、足腰が弱くなると、しゃがんだり立ち上がったりするときに何かにつかまってしまいたくなります。しかし、トイレットペーパーホルダーやタオルかけにつかまるのはリスクが高いです。ですので、専用の手すりを付けるようにしましょう。

浴室「滑り止めや手すりを付ける」

浴室や水場であるために滑りやすいので、バスタブや床が滑りにくい素材を選んだり、とっさのときにつかめる手すりがあると安心です。

また、浴室では温度差があるため、ヒートショックを起こしやすい場所でもあります。ヒートショックとは、温度差が原因で血圧が急に上下することで身体に負担がかかってしまうことです。特に、寒い時期には注意が必要になります。しかし、浴室乾燥機の暖房機能を使えば、浴室がすぐに暖かくなり、ヒートショック予防につながります。

さらに、浴槽の縁の立ち上がり(またぎ)が低いと浴槽に入るのが楽になります。ちなみに、またぎは低過ぎるとお子様がのぞき込んだときに落ちてしまう可能性があるため、40cm前後が最適といわれています。

ドア「開き戸より引き戸にする」

室内のドアは引き戸にリフォームすることをおすすめします。引き戸は開閉がしやすいだけでなく、強い風が吹いて急にバタンと閉まることがないので安心です。また、車イスや杖をついて出入りすることを考えて、開口部は広めにとっておいたほうが、後々の生活を考えると優しい選択となります。

さらに、ドアの取っ手は、握力が弱くなってきたお年寄りやお子様にもつかみやすいようにレバーハンドルに交換しておくと便利です。

まとめ

今回はバリアフリー工事を行う前のポイントを細かく解説していきました。特に初めての工事だとなおのこと、疑問点や不安に感じる点が多いと思われますので、心配な方はこの記事を参考にしていただけると幸いです。

神奈川県小田原市付近在住で、バリアフリー工事をお考えの方は「株式会社琴美建設」にご連絡ください。当社はバリアフリー工事をはじめ、内装リフォームやエクステリア工事を手がける総合建設会社です。お客様が100通りいらっしゃれば、100通りのソリューションが存在するという考えのもと、お客様のご要望に合わせた特殊施工を行います。

当社はクレーム・ゼロの実績と信条を誇っており、お客様がご納得いくまで工事のご相談をお聞きいたします。まずは、気軽に「株式会社琴美建設」までご連絡ください。

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